問題点の問題点を追及する必要性

最近は、他の人の症例報告書を修正することがちょっとばかり増えてきた。そこでいつも思うのが、

 問題点の原因追及が甘い(浅い)

例えば、

 
 【活動】
   歩行困難
 【身体機能・心身機能】
   ~筋の筋力低下

じゃあ、治療としては、

 【治療プログラム】
   ~筋の筋力増強練習

となりがち。

 
しかし・・・、

 ここで、もう一歩踏み込んだ筋力低下の原因を追求する必要があることが多い。

そう、

 ~筋の起始部が安定していないから、~筋の筋力が発揮できていない。

というさらに一歩踏み込んだ原因追及が必要となってくる。

 
じゃあ、

 ~筋の起始部を安定できない理由

筋力低下の原因となり、

治療対象は、

 ~筋の起始部を安定できない原因

となる。

 
この問題点(例 筋力低下)をさらに追求する(~筋の起始部が安定していない)ことが少ないと思う。

 
 
と、えらそ~なことを書いていますが、自分も学生の時はできなかったわけで・・・

 
一体いつからできるようになったのだろうか(今でも経験年数の高い方々からみれば、原因追及が甘すぎるって言われるんだけどね)

 
この原因追及がしっかりとできないと、治療効果がでないから自然にできるようになったのかな??ってことは、臨床をし始めたからってことかなぁ。
しかしなぁ、いつも思うけど、原因追及するための評価方法がわからないことが多いなぁ。

理学療法士歴: 3年目

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