普段仕事をしていて、思う事、気づいた事を理学療法士の経験年数ごとに書いています。

【無料でダウンロード】理学療法士の国家試験の過去問と正答を手に入れる方法
現在の理学療法士の臨床実習生さんってどの程度の事を勉強しているのだろうか??という事で、理学療法士の国家試験を見てみようと思って調べていたら・・・厚生労働省のホームページで過去問と正答が無料でダウンロードできるではないか!!という事で、アク...

理学療法士は定年まで体力維持して働き続けられるのか?
病院勤務の理学療法士として、果たして約60歳の定年まで働けるのだろうか??と思いませんか。管理職以外の50歳の理学療法士が長下肢装具で全介助歩行をやっていますか??本当に定年までにそんな体力あるのだろうか??などなど、20歳代後半から30歳...

金属支柱付き長下肢装具はご家族様からも作成を依頼できます
脳卒中で入院し、意識が曖昧で麻痺が酷くて自分で全く足を動かしている様子もない。そうした時にご家族様がどうするのがお勧めか?何かできる事は何かないか?私なら長下肢装具の作成を依頼して、少しでも早く立ったり、歩いたりする練習をしてもらいます。そ...

金属支柱付き長下肢装具の値段が高いか、安いかはご家族様やご本人様が決めること
トップ販売員のルール (Asuka business & language book) の中で、販売する商品が、高いか、安いかはお客様が決める事という一説を読んでいて、装具の値段が高いか?安いか?について思う所をまとめてみたいと思います。金...

チームアプローチにふさわしいSOAPの書き方とは?
理学療法士の実習生さんや新人さんのSOAPにあるのだが、SOAPのA, Pには筋力,ADLなどの治療に関する事だけを書くと思っていないだろうか??例えば、この書き方って適切だろうか?S)少しでも早く家に帰りたいですO)・股関節周囲の筋力は、...

病気になる前の歩き方を想像し、目標を立てる
発症前の歩き方を把握せずに、歩行の安定性向上を目標に掲げている人もいる。だが、解剖学書のように理想的な筋、骨、靭帯の人はいないわけだし、生活している中で姿勢も変化しているので、発症前の歩容はみんな異なっている。膝が悪くても、円背でも歩けてい...

麻痺のある方の大殿筋トレーニングを一人でする方法を探す事
脳卒中で下肢の麻痺のある方を担当させていただくことが多い。そういう関係で、大殿筋トレーニングの良い方法をいつも考えている。立位、歩行、移乗の安定性向上のために大殿筋を鍛える方が良いのはわかっている。もちろん、セラピストと一緒に筋力増強すると...

ハイブリッド型長下肢装具を短下肢装具に最速で変更するコツ
ハイブリッド型長下肢装具は下図のような構造になっています。ハイブリッド型長下肢装具をプラスチック短下肢装具にするには、連結部分のネジを外す事が必要です。これにとにかく時間がかかる。お勧めの道具(ラチェットドライバー)素早く外すにはラチェット...

ハイブリッド型の長下肢装具を短下肢装具に変更する際に使用するドライバー
ハイブリッド型長下肢装具とは、金属支柱付き長下肢装具の一つで最初は、金属支柱付き長下肢装具として利用しますが、機能回復とともにプラスチック短下肢装具に変更できる装具です(下図)。この装具は、歩行状態の改善具合で金属支柱付き長下肢装具とプラス...

金属支柱付き長下肢装具から金属支柱付き短下肢装具への変換にかかる時間
主に脳卒中で麻痺の方に使用する治療用の装具として、この金属支柱付き長下肢装具を立位・歩行練習の為に私は使用する事が多いです。この装具は治療の過程で機能回復した場合に、金属支柱付き短下肢装具に変換する事ができます (下図)理学療法時には長下肢...