詳しい方法に関しては、入谷式足底板(基礎編) (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ) [ 入谷誠 ]を参照するとして、
実際に評価してみた印象としては、
テーピングで内果を牽引して固定するのだが、ちっとも固定されている感じがしないし、動作分析してみても歩容の変化もない。
というわけで、自分が想像しているよりもぎゅっと強めに前方のテーピングを牽引し、果部を挙上したら固定されている感じがして歩容も変化した。
何回も動作分析をして、内果、外果のどちらを挙上すればいいか評価をしたが、なかなか難しい。主観的には内果挙上の方が歩きやすく感じたが、詳細に動画を再生してみると、外果挙上の方がよいという事がわかった。
今回から、動画の再生にMellow Multi Playerを利用させていただくことにした。
今まではwindows media playerを利用していたが、一度に開ける動画は一つだけで、二つの動画を同時に再生できなかった。
動作分析に必要な機能としては、
・2つの動画を同時に開ける⇒歩行の比較をする為
・動画を別々に再生できる⇒同時再生では歩行周期のタイミングを合わせられない
・コマ送りができる⇒踵接地~立脚中期など一瞬を評価する為
が必要
そこで、探しに探して、Mellow Multi Playerを発見した。
心配だったのが、windows10では動作するかどうか?上記の必要な機能は動作可能だった。
このソフトを使うと、立脚期のどのタイミングで下腿が前傾しているのか?離地が起こっているのか?をとても比較しやすくなったので、現在専ら使用しています。フリーソフトなのが凄いなぁと思います。
*結局、このソフトを使って、もう一度いままでやった動画の再評価として動作分析をしてみましたが、間違って評価している物もありました。歩きやすいからと言って、必ずしも望ましい動作になっているわけではないと思いましたとさ。
ちなみに、これが果部挙上用に使用したポロン
【動作分析に使用しているソフト】
Mellow Multi Player
・厚さ3mmポロン(L24-3100MT) (縦1cm×横3cm)×2個(4.1円)
・エラテックス3号 8.5cm×4枚(21.1円)
*ポロンは【あす楽対応】イノアック[L24-3100-M] マイクロセルウレタンロールPORON 黒 3×100mm×1M巻L243100Mの方が良いです。
入谷式足底板(基礎編) (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ) [ 入谷誠 ]を参考にして、実際に入谷式足底板を作成した時の記事のまとめはこちらです。
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