入谷式足底板の作成(全体を通した感想)

入谷式足底板を実際に作ってみて、感じた事を書いています。

評価

評価に時間がかかりすぎた。
一つの評価をする際に20分くらいかかった(動画撮影をしたからですが)。慣れるともっと早く評価できるのだろう。

本に書いてある通り、第一列の誘導と距骨下関節の誘導が大切であれば、これだけ評価するのも作成にかける時間の短縮に良いかもしれない。

グラインダーでの研磨

実際に使った感想

靴に入れた感想としては、内側縦アーチが補助されると、立位姿勢が安定する事や片脚に重心が偏移しすぎるのを防げる印象。

良かった点

元々、腰痛持ちだが、使用しているといつの間にか腰痛がなくなった。身体のアライメントが少し変化した為や歩行中の一側下肢への重心偏移が改善した為かもしれない。

悪かった点

突然6mmのアーチパッドが靴に挿入されたので、歩行の立脚期に膝蓋骨周囲、前脛骨筋の起始部、半膜様筋・半腱様筋の停止部に疼痛が生じるようになった。

突然、下肢のアラメントが変化してしまったので、膝蓋骨の滑走方向の変化や立脚期に使用する筋活動の分布が変化した為と考えている。

歩行後もジンジンして痛い時があるので、ジンジンして痛いといわれる感じはこのような感じかなと感じています。

1週間を過ぎて感じたことは、母趾球の筋の筋力低下がある為に、長時間歩行すると筋疲労が生じて、上記の部位に疼痛が生じていることに気づきました。なので、数週間後の今は上記部位の疼痛はありません

*アーチパッドを削る技術不足も大きいとは思いますが・・・

アーチパッドの作成を通じて感じた事

アーチパッドを挿入して、歩行の再評価、そして、微修正を通して感じた事ですが、1mm程度の厚さのポロンを挿入するだけで、歩容は変化するし、挿入場所が数mmずれるだけでも変化する事を学ぶことができました。

アーチパッドを作成しなくても、市販の100円ショップで購入したインソール挿入する際の厚さ位置決め方の参考になったと思っています。

著:入谷 誠(足と歩きの研究所所長), 編集:大見広道, イラスト:谷本 健
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入谷式足底板の作り方(まとめ)

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