即時効果で治療対象を絞り込む

 先輩と話しをしていて気づいたこと。それは、即時効果を出すことで治療対象を絞り込むという事

 
例えば
トレンデレンブルグ歩行が生じているとしよう。

 
で、今までだと、どう考えていたかというと、

 
トレンデレンブルグ歩行が生じている → 中殿筋の筋力低下の可能性 → 筋力評価をする → 筋力低下がある → 中殿筋の筋力増強をする → トレンデレンブルグ歩行が改善する

 
という感じかな。「トレンデレンブルグ歩行が生じている → 中殿筋の筋力低下の可能性」の過程が教科書レベルの話となっている。
 
なぜなら、中殿筋の筋力が改善したからといって、必ずしもトレンデレンブルグ歩行が改善するわけではない。教科書的にいうとトレンデレンブルグ歩行は中殿筋の筋力低下であっているだろうが、実際はそうではないこともある。

 
で、今回、気づいた事は、

 
トレンデレンブルグ歩行が生じている → 中殿筋の収縮をサポートする → トレンデレンブルグ歩行が即時的に改善する。 → 筋力評価をする → 筋力低下がある → 中殿筋の筋力増強をする → トレンデレンブルグ歩行が改善する。

 
という

 「中殿筋の収縮をサポートする → トレンデレンブルグ歩行が即時的に改善する。

と言うところが自分には欠けているなと思う。
 
この即時的な改善結果が出ることで、中殿筋の筋力を改善させれば、トレンデレンブルグ歩行が改善する可能性が高いと判断でき、そこが治療対象だと判断できる

この説明わかるかなぁ。もっと表現力があればいいのにと思う今日この頃。また書き直すかもしれません

理学療法士歴: 3年目

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