視線の流れに沿った学会ポスターの作り方(学生・研究者のための伝わる!学会ポスターのデザイン術)


学生・研究者のための伝わる!学会ポスターのデザイン術 ポスター発表を成功に導くプレゼン手法 [ 宮野公樹 ]

はるか昔、学生時代に学会発表用ポスター作製のお手伝いをした時は、A4の用紙にちょっと大きい色付きの色画用紙を張り付けて何枚か並べていた。自分のポスターのイメージとしてはそんな感じ。時は現在、1枚刷りポスターがある!って気づいたのはごくごく最近。学会ポスターを何枚も見ていたはずなんだけどねぇ。

ポスター発表の場合、頭の中にいつも思い描いている口述発表の論理をそのまま1枚の用紙に記載する必要があるのだが・・・口述発表用に作ったPowerPointファイルを印刷するだけでは・・・うまくいかない。なぜなら、口述発表では、目的, 方法, 結果, 考察がそれぞれ一枚のスライドになっているので、スライド毎に言いたい所が強調できる。しかし、ポスターは違う。目的, 方法, 結果, 考察の全てが1枚の紙(B0やA0用紙)に収まっているので、大事な所だらけになってしまい、目がチカチカするほど色をつけてしまう。ポスターで全体の見栄えも悪い。

この学生・研究者のための伝わる!学会ポスターのデザイン術 ポスター発表を成功に導くプレゼン手法 [ 宮野公樹 ]修正前のポスターが提示されており、3段階程度で徐々にポスターを修正していくことが特徴。その修正過程や完成したポスターを見るだけでも十分に参考になる
たとえば、異なる実験方法が3つあれば、内容が互いに独立している場合、縦に並べるなど配置についてのアドバイスがあります。

また、何気なしに囲ってしまっている枠は本当に必要か?その重要性は?など線、矢印の形状など一つ一つに対する細かな意味づけをしながら必要性の有無をアドバイスしています。
また、B0, A0サイズの1枚のポスターにとって重要な全体的な見栄えのアドバイスとしては、ポスターをぱっと見た際に人間がどのような順番で見ていくかという視線の流れが記載されています。そして、言いたいことを伝えるためにはどうやって読み手の視線を操るか、そのための図などの配置方法が記載されています。

この本を使って作成したポスターは・・・ものすごく、シンプルに仕上がりました。実際の学会での結果やいかに・・・こうご期待??

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