腰痛に対するモーターコントロールアプローチ 腰椎骨盤の安定性のための運動療法

 入職2年目ぐらいから、日々臨床の中で患者さんの体幹が安定せず、動作が不安定な事があるなぁと思うことがあった・・・
そして、体幹を安定化させる目的で四つ這い上下肢挙上練習、サイドブリッジ練習をする。確かによくあることだ。しかし、これらの代償を見抜くことは難しく、そもそも本当に見抜けているのか―

 体幹の安定化に関係する本を読むように心がけている。たいていの本には、体幹の安定化させるためには腹腔内圧が重要と記載がある。じゃあ腹腔内圧ってなに?と自分に問うと、残念ながら”よくわからん”と返事が返ってくる。

腰痛に対するモーターコントロールアプローチ 腰椎骨盤の安定性のための運動療法 [ キャロリン・リチャードソン ]の特徴は、腹腔内圧について記載している点である。そもそも腹腔内圧とは何なのか?腹腔内圧はどのような筋でコントロールされているのか?が記載している。さらに、腹腔内圧と関連している腹横筋, 内腹斜筋, 外腹斜筋, 腹直筋, 横隔膜, 骨盤底筋群, 大腰筋, 腰方形筋, 多裂筋の解剖学について34ページに渡り詳しく記載しており、解剖学書としても利用できる。

また、実際の臨床場面での最大の疑問、四つ這い上下肢挙上やサイドブリッジなどの代償どうやって見抜くか?である。この本の中には、これらの運動時に代償として使われやすい腹斜筋群や腹直筋が優位に働いた場合、体幹にどのような現象が起きるのかをMRI画像, 超音波画像で解説しており、さらに代償を評価するための触診方法についても述べています。これを読めば代償運動を見抜くことがおそらくできます。もちろん、この本はタイトル通り腰痛に関する内容も記載されていますよ~

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