車いすのシーティング方法が学べる!(車いすのためのエルゴノミック・シーティング)


  自分が思っている理想的な姿勢で標準型車椅子に座れるだろうか?と言われて座ったら、1分でしんどくなってダウン。じゃあ、自分でその車椅子を快適に調節できるだろうか??

  「車いすのためのエルゴノミック・シーティング」の特徴は、車椅子の調節方法について述べています。具体的には、崩れた体幹や強い円背姿勢があり頸部の過剰な伸展でしんどそうとか、何度も座り直しを手伝っても生じるずり落ちなどの車椅子座位が何故生じているか?を検討し、問題点を抽出し、改善する方法について述べています。

また、基本的な頭部、体幹、骨盤、足部の位置などのどの部位から調整を始めるのか?調節するとしたら、シートのクッション、シート角度、バックレストなどの各パーツをどのように調節すればよいのか?を実際に調節と体験を繰り返しながらシーティングをしていくように記載されています

他には、片麻痺の方の車椅子駆動の為のシーティング、外傷後脳障害や脳性麻痺の方のシーティングなどが記載されています。

この「車いすのためのエルゴノミック・シーティング」を読めば、活動的に動きやすくて、休みたいときに楽に休め、なおかつ治療効果のある理想的な車椅子を作るシーティング方法が学べるはず

*個人的にはティルトリクライニング車椅子の調節方法がわかったので、うれしかったです。

この本は実は、もう購入できなくなってしまいました

ラックヘルスケア株式会社は​​こちら​です。

*この本とは関係ないですが、個人的な課題は、

病院内で容易に入手できタオル、段ボール、パイプなどで標準型の車椅子をシーティングするかなんだけどなぁ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。シーティングを初めてやる時にやってみよう!!と少しでも思って頂けるようであれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました