パリス・アプローチ 評価と適応

  理学療法をしていると、体幹機能が低下している方が多いなぁ(かくいう私もそう)と前々から思っていた。そこで、体幹の評価をしよう!となるのだが、評価方法があまりわからない。それでは駄目でしょうと思い立って調べていたら、日本徒手療法学会のホームページに到達した。そこで、紹介されていたので購入しました。

  このパリス・アプローチ(腰,骨盤編) 評価と適応 [ 佐藤友紀 ]の特徴としては、主に腰椎の解剖、評価について詳しく書いています。体幹が前屈した際に腰椎はどのように動くのか?椎間関節の滑りはどうなのか?椎間板はどのように動くのか?その際の線維輪の線維の緊張具合や髄核の動きはどうなのか?各種靱帯の緊張具合は?などなどかなり詳しい解剖が記載されています。
 
評価としては、腰痛の問診、腰椎の回旋変形の具合、椎間関節でのインピンジメント、仙腸関節の評価などの詳しい評価方法が図で説明されています。
 
治療方法に関しては、なかなか実技的な要素が大きいので本を読むだけでは習得は難しいと思います。これをきっかけにして日本徒手療法学会の講習会に参加してみてはどうでしょうか(ちなみに、私は参加しました)。
あれ、本の紹介からずれてしまった・・・

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