認知運動療法 運動機能再教育の新しいパラダイム


認知運動療法 運動機能再教育の新しいパラダイム [ ペルフェッティ・カルロ ]

このスポンジは何のために使われるんだろう??認知運動療法って何?どういう経緯で生まれた方法なんだろう??というのが正直な感想でした。

私が実習生だった時、実習先の病院では認知運動療法が盛んで、興味を持ちました。治療の際には、先生方がスポンジを頻繁に使ってらして、これどういう意味で使っているんだろう??とよく思いましたが、当時は全然理解できず(今でもわかってるかというと・・・)。日々のデイリーノートに四苦八苦していました。それから1年後、学会のホームページで認知運動療法関連図書としてこの本が紹介されているのを知り、購入しました。

この認知運動療法 運動機能再教育の新しいパラダイム [ ペルフェッティ・カルロ ]には脳卒中片麻痺の手の運動療法を例に認知運動療法が生まれてきた経緯が記載されています。また、具体的な治療方法についても記載があり、さらに、脳卒中片麻痺だけでなく、整形外科疾患に関する治療も記載されています。当時はよくわからなかったスポンジを先生方が何故つかっていたのかも何となくですが、「第4章 認知運動療法の基本原則」を読んでいて、大まかにこういう理由なのかなぁとわかりました。この本を一読してみて、内容は読みやすいと言えば読みやすい、難しいといえば難しい。読み手の知識次第で読みやすくもあり、難しくもある本だと思います。また、しばらくして再び読み直すとまた違った見方ができそうな本です。


認知運動療法 運動機能再教育の新しいパラダイム [ ペルフェッティ・カルロ ]

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