神経生理学

 ある時、活動電位について勉強していたら、そういや静止電位ってどうしてできるんだろう??と思ったんだよなこれが。

 わかんね~わかんね~と嘆いていてもしょうがないので、図書館へ直行!そして、ローラー作戦と称して手当たり次第に”静止電位”について、『さぁ調べよう』と最初に手に取ったのが、この本!もちろん、1ページ目をめくって・・・そっと元の棚へ・・・

 色々な本を手にとって調べていたんだけど・・・あれ?詳しく載ってないぞ・・・う~む、どうしたものか。と思いつつ、さらに本を調べ、お~この本は詳しく載ってるし、絵も多いぞ!ラッキー!と思ったら、最初に手に取ったこの本だったというオチ(いや~本の色が違っていたもので)。

 とこれじゃあ、本の良いところを紹介したわけじゃないので、ここからが、本題!神経生理学第2版 (New minor textbook) [ ロバート・F.シュミット ]の素晴らしいところは、何とイオンの移動が絵で説明されていることです。例えば、静止電位の発生には、細胞膜内外のKイオンの濃度が重要なカギな訳だけど、こいつを物理の平衡式のみで説明されるとちょっと訳がわからない、この本ではNaイオンが細胞膜内外に何個あるとか、想像できる範囲で図示し、説明してくれている。だから、本文の意味が最初わからなくても、図だけを見ていれば、何となくイメージがつかめてしまう、おまけに他の難しい本を読んでも良いかなと思わせてしまう優れものです。

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