動作分析ができるとは

 最近急に歩行分析ができるようになってきた。不思議だ~ってことで悶々と考えていたら、あっ!!そうか!そうかもしれない!!!と思ったのでここに書きます。多分、この思考過程が徐々に無意識のうちにできるようになってくるので、実習生から「歩行分析ができません。どうやったらできるようになるのですか?」と質問されても答えに困ってしまうんだろうな。

 
 歩行分析が全然できなかったので、この質問を先生方にしては「まずは全体的に見ること。それから部分的に見ること。それがまずは大事」と教えていただいた。
というわけで全体的にみるようにしていたんだが、やっぱりあれっ?ここ変な所があるなぁと思って部分的に見てしまう傾向があったんだよね。

 
 で、本題はここから、

 実習が始まってから、歩行観察の時に、あれっ??ここ変だぞって所はいくつか見つけられるようになってきた。しかし、そのいくつかの現象一つに繋げる解釈できなかった(歩行分析)

 
 そして数ヶ月経ったある時、ある先生と歩行観察をしていて、あの膝硬そうだなぁと言われて見ると、確かに膝関節の屈伸が少ない。で何故だろうと思って評価してみたら、大腿四頭筋と下腿三頭筋が筋緊張亢進のために膝関節の動きが少ないためだとわかり、現象を一つに繋げることができた。ここで重要だなと思ったのが、

 1.歩行中の膝の硬い時の動きを見たことがある。
 2.その原因を起こす原因の一つとして大腿四頭筋と下腿三頭筋の筋緊張亢進がある。
 3.実際に評価して経験した事がある。

これらが重要だなと思いました。

 
で、歩行分析ができ始めた理由は、

 正常動作から逸脱した現象を見たことがある。
 その現象が生じる原因を知っている。
 実際に原因を評価した経験がある。

って事かなぁ。

理学療法士歴: 臨床実習生

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