脱サラして田舎暮らしをする際に注意する点 とは?

脱サラして田舎暮らしをする事は、若い時には良いが、年齢とともに大変となってくる。

その大きな理由は、

移動手段の問題

移動手段として自家用車があると思うが、年齢が経つにつれて、自動車運転は危険。見ていて冷や冷やする運転もあるので、家族から運転しないように説得されたり、免許を返上する方もおられる。じゃあ、バスが考えられるが、田舎だと1時間に一本あるかないかだったりする。

最近は、移動販売があるので買い物はできる。商品は少し割高かもしれないが、少し離れたスーパーまでのタクシーやバスなどの交通費を考えると安い気がする。
最も自動運転がレベル5になると、ドライバーが運転をする必要がなくなるから解決??
 
 
これは、元気だった場合、例えば高齢となって転倒し、歩行ができなくなってきた場合、移動はますます問題となってくる。家から外出できるのか?という問題だ

道路に面している家なら、家のギリギリまで車をつける事ができるので、問題はない。

が、

意外と盲点となるのが、道路から家の玄関まで移動する方法

道路から家の玄関までの移動に、
段差がある
道がデコボコしすぎている
坂道が急すぎる
玄関までかなり歩かないといけない(40mとか)
などがあると少し大変。
介護保険の住宅改修とか介護タクシーの利用で何とかなるとは思います

極めて稀ですが、
小型の車椅子が通る幅・方法がなく、歩いてしか玄関まで移動できない。しかも段差・坂道あり。
この場合がとても困る。

最も介護保険で訪問介護サービスとして介護タクシーを使ってしまえば、車椅子が通ればあまり大変ではない。しかし、この場合のように歩かないといけないとなると、介助してもらうとはいえ、自分で歩かないといけない。長距離歩くのが、持久力的に厳しいとなると大変となってくる。
 
 
という事で、脱サラして田舎に住むと言っても立地条件や家の構造も考慮に入れておくといいなぁと最近は特に思っています。

他にも考慮に入れておくと良い点は以下の点
田舎の家は、風呂とトイレが母屋から離れている場合がある
⇒介護保険の住宅改修費で何とかなる場合が多い。ポータブルトイレで排泄、デイサービスで入浴という手もある。
近隣に誰も住んでいない
⇒周囲は空き家になっていることも多い。何かあった時に手助けしてくれる人がいないのもあまりお勧めはできない。
家に退院できなくなった場合の事も考えておく必要がある
⇒お子さんが遠方に住んでいて協力が得られない事もある。

理学療法士歴: 10年目

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