入谷式足底板の作成(アーチパッドの内外側の研磨)

靴にアーチパッドと中敷きを入れてみましょう。

で、見ていただくとわかるのだが、アーチパッドの内側が浮いているのが分かるだろうか?
アーチパッドの内側を研磨しなければ、中敷きにつける事ができない。
無理やりつけると、内側縦アーチが高くなりすぎる事が想像できるだろか。

という事で、内側を斜めに研磨する必要がある。

で、完成するとこんな感じ(外側も同じように研磨済み)

靴に入れた感じ。

重要なのだが、靴はこんな風に、前がガバッと開く靴の方がアーチパッドの研磨具合をチェックしやすい

余談だが、初期の変形性膝関節症の母親に靴のアーチパッドを作ったのだが・・・
一日のうちでこの靴を履くのは1時間くらい。という事が判明。

という事で、長靴用の足底板を作ったが、長靴の中暗すぎてアーチパッドを入れても どこ を どれくらい 研磨すべきかわからないので、とても大変だった。
屋外の明るいところで辛うじて長靴を透けてきた光の利用手の感覚だけで研磨具合をチェックするという大作業だった・・・

なので、前面が開く靴をお勧めします

今回、使用した靴はこれ。横幅3.5E、真っ白、通気性良しなので、医療関係にはちょうどいい。

アルペンのブランドであるIGNIO(イグニオ)のランニングシューズが病院内の靴としてはいつも2000円前後でとても安く、通気性が抜群でお薦めです。


入谷式足底板の作り方(まとめ)

アーチパッドの内外側の研磨は重要で、その際にやりやすい靴があるなと気づいたので、記載しています。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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