筋骨格系のキネシオロジー

以前はカパンディを読もうと思ったが、ちょっと難しくてすぐに挫折してしまった。探している判断基準弓状靱帯や斜膝窩靱帯ぐらいの靱帯名記載されている運動学の本で、なおかつ厚い本。そこで出会ったのが、この筋骨格系のキネシオロジー。

  変形性膝関節症や人工膝関節置換術後の膝を見ることが多いので膝の解剖学や運動学書を見ることが多いのだが、かゆいところに手が届く本がなかなか見つからない。個人的には手指の解剖や運動学にも興味がある。全てを満たす何か良い本はないのだろうか??と思って探していたが見つからず、見つからずじまいの事が多かった。

  この筋骨格系のキネシオロジー 原著第3版 [ P. D. Andrew,有馬 慶美,日高 正巳 ]の特徴は、弓状靱帯や斜膝窩靱帯ぐらいの靱帯名は記載されおり、下肢の関節について詳しく記載がある。そして、何より上肢についても記載がある。手指の解剖、運動学についての図表が多く記載され、特に、個人的には手をグーに握る時に何故最後まで握り切れるのかその時に必要な筋は何なのか?。手を床についた時にどういうメカニズムで肘関節に荷重がかかるのか。など細かい内容が書いてあるので最高です。

この筋骨格系のキネシオロジーは、総合的に色々と記載があるので一冊あると辞書代わりに使えて便利です。リハビリ関係の学校に通っている方にとっては、教科書として購入した方も多いはず・・・

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。解剖学・運動学書を探したり、選んだりする際の参考になれば幸いです。

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