組織学

 実はこれ、ちょっと自分の知識量で読みこなすには難しいのである。1時間で2,3ページしか読めない、~2page/hourってわけだね。それでも何故に読んだのかというと、ちょっと引っかかる事があってね。

 関節可動域の制限の原因として靱帯・腱が柔軟性を失うって事をよく使ってしまう今日この頃。いや、それじゃダメなんだけどさ。柔軟性を失うって事は、靱帯・腱の構造が変わるのかな?そんで、構造を調べようかと、いそいそと図書館へ(お決まりパターン??)。まずは運動学の本を読む。靱帯・腱は膠原線維からなる。ふむふむ、じゃあ、膠原線維は?、コラーゲンからなる。へ~、じゃあ、コラーゲンは?、・・・書いてない。もっと詳しい本を探すか(ちょっと面倒くさかった)。

 図書室の組織学コーナーに分類されているだけあって、この組織学19版 阿部和厚 [ 伊藤隆(解剖学) ]はさらに詳しい内容(組織レベル)が記載されています。実際、読んでみると、膠原線維は、膠原原線維からなる。膠原原線維は、コラーゲンからなる。コラーゲンは、トポコラーゲンからなる。と言う具合に、有機化学苦手な自分としては頭が痛くなるくらい詳しくのっています。でも、そこがこの本の良いところ!知的欲求をバッチリ満たしてくれます。

 この本はちょっと難しいけど、ある組織何から構成されているのかを詳しく知りたいときはお薦め!

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