学会発表のデータ整理として、統計とエクセル関数の勉強をしていて思った事。
この二つはなんと重要な事か!(今回は統計学について書きます)
例えば、
退院後に安全に在宅復帰ができる方は、FIMの食事、整容、移動などの各項目が何点以上あるとよいか?
こんなことが分かれば、いいと思いません??
文献的には予後予測の報告があるかもしれませんが、実際のところ、その地域固有の問題もあると思うので・・・
例えば、
坂道が多い、階段が多い、スーパーまで距離が遠い、自動車が運転できないと移動方法がない、独居である、キーパーソンが近くにいる などがあり、在宅復帰するため必要な条件が地域によって異なっている事ってよくある。
そんな時に、安全に在宅復帰できた方のFIMの各項目を統計解析し、安全に在宅復帰するために必要なFIMの各項目のカットオフ値がわかれば、入院時や現在のFIMの各項目の点数を見て、どの項目の点数が上がれば安全に在宅へ復帰できるかおおよそわかるようになる(もちろん、FIMだけでは駄目ですが)。
ので、その項目の点数が上がるように治療を優先すればよいということが言える。
なので、統計学はとても重要で勉強しておく必要があると思っています。
数学嫌いの方もいるとは思いますが、ぜひ統計学を勉強してみてください。
個人的にはこの
ハンバーガー統計学
が分かりやすくて面白いです。
インターネット上でも読めます。ここです。
僕はこのEZRを使っています。無料でダウンロードできます。SPSSは使っていません(とても高価)。
ホームページもありますよ~ ホームページはここです。
理学療法士歴: 7年目
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