ID触診術


ID触診術第2版 [ 鈴木重行 ]

触診の数ある本の中で注目した点。それは筋収縮を伴わずに触診できること

学生の時、触診のテストのためにお互いに触診しあったが、ふと思ったこと。関節運動筋収縮できない場合、触診できるのだろうか??解剖学書を読んで大体の位置を触ることは可能だが、果たしてそれは本当に触診したい筋だろうか??という素朴な疑問がずっとあった。それは今でも良く思う所ではありますが-

このID触診術の最大の特徴は、関節運動筋収縮伴わず触診する方法が書いてあることです。例えば、「ヒラメ筋であれば、膝関節を屈曲位で足関節を底屈することで筋を触診する」となるかもしれないが、この本では腓骨頭から遠位何分の何の部分で腓骨筋を触り、腓腹筋の筋間から・・・という風に筋収縮を伴わないで触診したい筋を触診できることです。

また、他の特徴としては、これ一冊で上下肢体幹筋の触診ができ、しかも腸肋筋, 最長筋, 多裂筋, 腰方形筋, 頭半棘筋, 頭板状筋など、なんとなく触診してしまいがちな筋の触診方法が記載していることです。
*いつの間にか第二版が発売されていますねぇ。僕が勉強したのは初版ですね。

ID触診術第2版 [ 鈴木重行 ]

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