鉤爪趾変形(claw toe)の問題点(非学術的な内容)

この記事はセラピスト向けに記載しています。

claw toeの原因は、あまりよくわかってないので、この記事に関しては文献的な裏付けはありません嘘かもしれないと思っていただいてよいと思います
 
それでもなおこの記事を書くのは、歩くとclaw toeが増強して痛くて歩けない方もおられるので、少しでも役に立てればと思って記載しています(個人的には記事にするには学術的によくないと思っています)。

ここに記載しているのは、今までの臨床経験でclaw toeが軽減した時の問題点を記載しています。あくまで軽減、完治したわけではありません。何かしらのヒントになれば幸いです。
 
 
【問題点】
・DIP関節がそもそも屈曲拘縮しており、足趾の完全な伸展ができないので、屈曲が生じやすい条件にある⇒PIP関節に意識が向きがちだが、DIPも関節可動域が制限されている事がある
 
・足底方形筋が短縮しており、長指屈筋が過剰に牽引されている
 
・長母趾屈筋、長指屈筋の短縮がある⇒長母趾屈筋と長指屈筋の腱性結合がある場合があるので、第2趾にclaw toeが強く出現しているが、3~4趾にはあまり出現していない場合
 
・大腿直筋、腸腰筋、股関節屈筋群の遠心性収縮が乏しく、歩行時の振出し時の静止張力が発揮できておらず、足先が床に引っ掛かり増強。
 
・歩行時の支持脚の過度な前方への重心移動でバランス不良となった場合、足趾屈筋群の長趾屈筋の働きが増強
 
・安静時には出現しないが、動作時に出現する場合、麻痺側下肢の振出しで増強
 
・体幹の安定性が低下しており、振出し時に増強

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