主に脳卒中で麻痺の方に使用する治療用の装具として、この金属支柱付き長下肢装具を立位・歩行練習の為に私は使用する事が多いです。
この装具は治療の過程で機能回復した場合に、金属支柱付き短下肢装具に変換する事ができます (下図)
理学療法時には長下肢装具で練習を行っています。
一方、動作時に下腿三頭筋の痙性が強く生じ、足関節が内反する場合、移乗や立ち上がりにくくなってしまいます。この場合、病棟生活でも移乗や立ち上がりの安定性向上を目的に、金属支柱付き短下肢装具に変更して使用する事が多々あります。
が・・・
この金属支柱付き長下肢装具から短下肢装具への変換には、連結部分に使っているネジを外さないといけないのだが、これが6~8個ぐらいあって、付け外しにとても時間がかかる。
金属支柱付き長下肢装具の連結部分の強度とかかわってくるから、ネジ数を減らすのは難しいかもしれないが、何かいい方法は無いのだろうか??
*実際の金属支柱付き長下肢装具は手持ちにはないので、模式図になっています。
理学療法士歴: 10年目
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