評価していて、患者さんが言われた言葉にふと疑問に思うことが良くある。今まで聞いてはいけない気がしていて、聞けなかったけど、最近は積極的に聞くようにしている。
例えば、
歩くとふらふらする
時がある。
第三者の人から見ると、
「何でふらふらするのだろう。その原因は何??」
と思い、色々と考えてふらふらする問題点を調べるために評価を行っていく。というのが今までのパターン。
最近は、
「何でふらふらすると思いますか?」
と聞くことにしている。
そうすると、
「歩くスピードが段々速くなってふらふらしてしまう。」
と重要な情報が得られて、問題点が絞れて治療効果が上がることがある。そういうわけで疑問に思ったことは患者さんに聞くことにしている。
しかし・・・
テストで29点しか取れず赤点になって落ち込んでいるときに、
何で勉強しなかったの?どうしてだと思う?
とかは聞かれたくないし、
原因が自分でもよくわからないのに、
「原因は何だと思います?」
とかは聞かれたくないなぁ。だから、時と場合をしっかりと選ばないと駄目だな。
理学療法士歴: 臨床実習生
この本を読んでみると患者さんとの接し方が変わると思います。
高次脳機能障害者の世界改訂第2版 私の思うリハビリや暮らしのこと [ 山田規畝子 ]
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