鉤爪趾変形の増悪防止用の装具作成(動機)

claw toeがあると、歩行中に足指が握り込み、足先が地面を圧迫し、足先に痛みが生じる事がある。屋外であれば靴を履いているので、靴がクッションとなって足先が痛くならない事もあるが、家の中はちょっと違う。室内で部屋靴を履かない人であれば、裸足か靴下で歩いていると思う。しかし、このclaw toeがあると、裸足や靴下では直接床を足先が圧迫するので、とても痛くなることがある。

今までの臨床経験の中でclaw toeを治療する事はできないが、外反母趾の装具?を改良して増悪を防ぐ事はできた事がある。そこで、ここでは、一度その時に作った装具?を作成した手順を紹介してみたいと思います。
ちなみに、その時に使った素材の一部があったので、ここに掲載しておきます。

ただし、

・claw toeで困っているのであれば、まずは病院を受診してください。それが一番大事です。
・非学術的な側面が強く、万人に効果があるかはわかりません。
・不衛生に長期に利用していると水虫になる恐れがあるので、洗うなり、新しいものを作るなどしてください。
・作成した装具が短期的あるいは長期的に見て、本当に有益なのか?有害なのか?はわかりません。
・ご自分でこれ以降の一連の記事を読んで装具を作成して使用しても、自己責任でご利用ください。

個人的には非学術的な事を記載するのはよくないと思っていますので、自分としましては、あまり書きたくない記事です。ですが、あくまで、claw toeで本当に困っている人の為にこの一連の記事を書こうと思います。
 
 
鉤爪趾変形の増悪防止用の装具作成についてのまとめページはこちらです。
鉤爪趾変形の増悪防止用の装具作成
脳卒中後の足趾の変形である鉤爪趾変形(claw toe)が生じると、歩行中に足趾が曲がってしまって、足をついたときに足先が過剰に圧迫されて痛くなる。 そこで、ここでは鉤爪趾変形の増悪防止用の装具を作成する手順を説明したいと思います。 鉤爪趾...

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