心肺蘇生法の講習は、病院では、結構頻回にしているんじゃないだろうか?少なくとも私は年に一回は実技講習がある。
つまり、理学療法中に突然、患者さんが心肺停止状態となった時に、何ができるのか??という事。
そう、心肺蘇生を開始する必要がある。
もちろん、普段の生活の中で、突然、家族や目の前の人が心肺停止になってしまう事もある。
2016年度の総務省消防庁のデータによると、急病により救急要請したのは、12,1, 10月が最も多く、曜日で言うと、日、月、土曜日、時刻は10~12時が最も多い。
しかも、心肺蘇生を実施した方が一か月後の生存率は高くなる。
じゃあ、救急車が到着するまでに心肺蘇生法を自分ができるのか??という事になる。
救急車が到着するまでは全国平均8.5分。その間に心肺蘇生を試みる必要があるが、いざやるとなると自分がパニックとなって何をしたらよいかわからなくなるので、事前に練習をしておく必要がある。
で、何と、この心肺蘇生法の練習が、一般社団法人ファストエイドより、ペットボトルでできるというキット(CPR TRAINING BOTTLE)が開発された。
サントリー天然水の550ml, 2Lペットボトル推奨となっているが、人形を使って講習を受けた身としては、心肺蘇生の練習を身近なペットボトルでできるなんて驚きである。
CPR TRAINING BOTTLEは商品ではなく、概念とあるし、ホームページの動画を見てもペットボトル以外の道具は必要なさそうな感じなので、ペットボトルだけで練習ができそうです。
コメント