2021年度の認定理学療法士の更新申請をする為に、必要な点数や事例・症例報告10例の準備を始めようと思っていたら・・・お知らせの封筒が届いていた。開封すると・・・
認定理学療法士の更新方法が変わる
えっ!どうしたらいいの??という事で新制度での更新方法を少しまとめています。
また、私は2017年度に新規に認定理学療法士を取得したのですが、更新方法が少し違っていたので、私の更新体験も合わせてまとめています。
*私は、受験申請が2016年、取得が2017年です。この記事は2020年度12月の情報に基づいて作成
認定理学療法士の更新に必要な事
認定理学療法士の更新に必要な事は、登録理学療法士である事と認定理学療法士更新の要件を満たす事が必要です。
登録理学療法士である事
認定理学療法士である前に登録理学療法士である必要性があります。
このため、認定理学療法士を更新しても、登録理学療法士が更新されていなければ認定理学療法士の資格も失効となってしまいます。
*登録理学療法士は、5年毎の更新が必要。
*私は、認定理学療法士を取得しており、2017年度以前の入会者なので、2022年4月1日以降は自動的に登録理学療法士となる(もちろん5年後は自分で更新する必要あり)。
更新の要件
認定理学療法士の更新の要件としては、下記の3つを満たす必要があります。
必要点数の取得
以下の必要点数を取得する必要があります。
①維持・研鑽のための活動における100点の取得
学会参加、講習会・研修会の受講, 論文・著作,学会発表などが点数になるようだ(現段階では案なので詳細は不明)。
活動を一つ行うこと(発表,学術誌への投稿)
下記の②いずれかの活動を一つ行う必要があります。
・都道府県理学療法士会学術雑誌への投稿(筆頭演者)
・ブロック主催学会での一般発表の筆頭演者
・都道府県理学療法士学会での一般発表の筆頭演者
*必要点数には使用できない
更新時研修
③更新時研修を受ける必要があります。集合研修1日程度でe-ラーニングも準備を想定しているそうです。
私の認定理学療法士の更新の体験記
私の認定理学療法士の更新時期は、新制度への移行期間とコロナウィルス感染症の影響を受けた年度なので、少し変わっています。そこで、私と同じ更新時期の人のお役に立てればと思い、更新過程を紹介いたします。
本来であれば、2021年に更新の申請書類を出さなければならない年度です(詳しくは下記参照)。
私の認定理学療法士の取得から更新までの流れ
私の認定理学療法士取得から更新までの流れは、こうなっています。
新規の受験申請した年(レポート提出など) | 2016年 |
取得年月日 | 2017年4月1日 |
更新の書類が届いた日 | 2020年11月1日 |
更新申請の年 | 2021年度?⇒これがよくわからない |
更新年度 | 2020年度もしくは2023年度 |
*更新年度は届いた書類に記載はあるので、確定ですが、更新を申請する年がよくわからない・・・書面を読む限りでは、2020年度もしくは2023年度のようだが・・・あってるのだろうか??
私の認定理学療法士の更新要件
私の更新要件は、
・必要点数: 20点(2022年度以降に取得)
・更新時研修を更新期間に受講
*私の場合は、更新要件2の免除(学術誌への投稿, 学会発表の免除)となっています。
新制度移行期間である事とコロナウィルス感染症の影響で緩和した対応となっています(新制度移行後は通常の更新だと思います)。その関係で更新の為に取得していたポイント(205点)は、新制度移行前に取得したポイントに該当するので更新には使えなくなっています。
*登録理学療法士は2020年度では存在しないので、もっていません。私は、認定理学療法士を取得しており、2017年度以前の入会者なので、2022年4月1日以降は自動的に登録理学療法士となります。
注意点
この記事の内容は2020年12月に作成したので、認定理学療法士の更新については確定的なものではないかもしれませんので、日本理学療法士協会のマイページで更新方法を必ず確認してください。
私は、2017年度取得で更新方法が変更となる年度なので、はっきりとはわからない点もあるので、整理の目的でこの記事を書いています。更新をしていく中でわかった事は随時加筆・修正をしようと思っています。皆様のお役に立てれば幸いです。
理学療法士歴: 10年目
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