認定理学療法士の資格を継続するには5年ごとの更新が必要です。
では、
「更新申請をする年はいつか??」
これが意外とわかりにくい
また、更新申請をするには条件が必要です。特に、
「症例報告事例・症例報告レビューレポート」
「履修ポイント」
を計画的に準備しておかないと、更新申請の年がものすごく大変・・・
そこで、認定理学療法士の更新申請について、「更新申請の年」「症例報告事例・症例報告レビューレポート」「履修ポイント取得」に関して実体験に基づき、まとめてみます。
*私は2021年に更新申請の予定
*更新申請の準備は2020年度から開始しました。
【新生涯教育制度が2020年11月1日に最新の更新方法がわかりました!!こちらの記事は参考にはなりません。一先ず残しておくだけにします。】
更新申請の年は、いつなのか?
認定理学療法士の更新申請の年は、少しわかりにくいので、私の場合で説明すると
2017年: 認定理学療法士の取得(マイページで確認するか、認定証で確認できる)
2021年: 更新申請。
2022年: 更新が終了し、認定証が発行される。
となっています。
なので、
取得年度から4年目に更新申請
する事になります。
*2020年の7月の段階では、更新の連絡はないから、連絡はないのかしら??
認定理学療法士の申請の要件とは
認定理学療法士の申請で、事前準備が大変なのは、症例報告事例・症例報告レビューレポート作成と履修ポイント取得です。
症例報告事例・症例報告レビューレポート
症例報告事例・症例報告レビューレポートは10症例必要です。
書式が決まっているので、マイページでチェックして、更新申請の年度のレポート作成用のファイルで作成する必要があります。
*2020年7月の段階ではまだレポート作成用のファイルがありません
履修ポイント
履修ポイントとして認められるのは、領域に則った履修ポイントです。
これを160ポイント取得する必要があります。
参加した講習会のポイントが全て使用できるわけではないのです。
自分の更新申請する領域の「領域に則った履修ポイント」を必ず計算しておく必要があります。
ただし、使用可能ポイントの有効期間があるので、注意が必要です。
*私の場合はとても少なかったです。
*履修ポイントはマイページで確認できます。
私の認定理学療法士の更新申請時の失敗談
私の認定理学療法士の更新申請時に困った事をまとめています。
領域に則った履修ポイントが足りない
認定理学療法士の更新申請には、領域に則った履修ポイントは160ポイントが必要だが・・・
計算してみると認定理学療法士取得後3年目にしてわずか・・・70ポイント。
領域に則った履修ポイントがとても少ない。
内訳はこんな感じ
・分科学会学術大会(日本地域理学療法学会学術大会など) 20ポイント×2回
・都道府県士会学術集会・学会 10ポイント
・理学療法士講習会 20ポイント
160ポイントに全く足りない。
というわけで、2021年度の申請時までに90ポイント取得する必要がある。(理由は下に記載)
おまけにコロナウィルス感染症の関係で研修会がないので大丈夫かしら??
協会指定研修と認定必須研修は再度受講するの??
認定理学療法士の更新申請の際に、協会指定研修と認定必須研修も5年ごとに更新する必要があると思い込んでいたので、大失敗・・・
協会指定研修と認定必須研修は更新申請時に受講する必要はないのでした・・・
領域に則った履修ポイントの取得が難しい理由
主に私の場合は、このような理由です。よくある話の気がしますが・・・
・土・日・祝日の休みが少ないので、土・日・祝日の学術大会や講習会に参加しにくい(特に2日間連続のが大変)。
・勉強してみたい講習会への参加はするが領域に則った履修ポイントの対象ではない。
・他団体主催の学会に参加しているが、地方会に参加しているので、履修ポイントの対象にはならない。
・田舎に住んでいる事もあって、ほぼ県外に行かないと学術大会や講習会に参加できないので、移動代と宿泊代で3~5万円が必要となってくる。⇒そのお金の分だけ本や論文を買って読もうと思っている。
・自分の用事で土・日・祝日の休みを使う事もある
*臨床実習指導者はしていますが、理由があって臨床実習指導者としての業績は履修ポイントにはならない
お勧めの「領域に則った履修ポイント」の取得方法
こういう方法が領域に則った履修ポイントになりやすく、費用がかからないと思います。
・臨床実習指導者としての業績(6週間以上の実習指導) 20ポイント
・WEB形式の分科学会学術大会参加 20ポイント(2020年度だけかもしれない)
・都道府県士会学術集会・学会 10ポイント
・協会主催のe-ラーニング 5~20ポイント
*e-ラーニングやWEB形式が増えると平日でも参加できるし、宿泊費・移動代が必要なくなるのでありがたいですが・・・
まとめ・注意点
2019年7月に作成した記事であり、2019年度の更新申請方法を参考に記載していますのでご注意ください。詳細は必ずマイページで確認してください。
更新申請の方法も少しずつ改訂がされていますので、注意が必要です。
更新申請する前年度に近年の更新申請の方法をチェックする方が、安心して更新申請ができると思います。
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